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(株)トミーウォーカー運営『シルバーレイン』に存在する神夜遥斗(b03993)等の日記。

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プロフィール
HN:
神夜
性別:
非公開
職業:
能力者
自己紹介:
神夜・遥斗(血濡れ鬼の刻印・b03993)
男 19歳 A型
黒燐×真従属
卒業生 鷹崎キャンパス
7月26日生まれの獅子座
********************* 
神夜・彩希(緋葬曲・b40072)
女 19歳 A型
花嫁×ケルベロスオメガ
卒業生 綿津羽キャンパス
7月23日生まれの獅子座
*********************
神夜・頼斗(冥狗ジャッカル・b36982)
男 18歳 A型
土蜘蛛×真白燐
高校2年1組 辺見ヶ原キャンパス
4月17日生まれのおひつじ座
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最後に声を聞いたのはついこの間の事で。


何となく身体の中の糸が切れるような感覚に襲われた。
違う場所で同じ空の下、同じ世界に生きてきた彼女の事が頭をよぎる。

この距離で聞こえるはずの無い言葉。
………なのに聞こえる。
鮮明に鮮明に繰り返されるほど確信になる。

混乱が解けない声が
    ――どうして、どうして?

泣き叫ぶ声が
    ――いや、死にたくないっ

会いたいと願う声が
    ――会いたい…もう一回だけでも…

私の名前を呼ぶ
    ――彩………彩希っ!

不意に涙が溢れた。

「佑…」

自分がいつも呼んでいた彼女の呼び名を無意識に口にして
私は学んでいた教室の机から離れた。
私を止めたであろう恩師の言葉も耳に入らないほど急いで。

 


予感は当たってしまった。
アタッテシマッタ。
少し絶句した後に言葉を吐いた。
「それじゃ、本当なんだね………?遥。」

彼女の弟、今の私の義姉弟に当たる遥斗に尋ねると
「………ああ。」
と短い答え。

「佑がもう居ないなんて……信じられない。けど…」
「事実だ。」
私が誰よりも知ってた。
だって佑の声を想いを託されたのは他の誰でもない私だったんだから。
「……知ってる。聞いたから。」
「誰に…だ?」
「佑。」
「……そうか。」
深くは聞かれなかった。
遥斗はその名前だけで理解してた。

 


「ねぇ、頼斗は大丈夫?」
「今は流石にな…多分受け入れられてない。そっちは?」
「お義父さんがね酷いかな。」
「無理も無い…か。親父溺愛してたもんな、姉貴の事」
あちら側では佑と遥の弟の頼斗が此方では実の父親が受け入れられずに居る。
勿論、私だって遥だって同じ気持ちだけれども、けど分かってしまっている。
近くにいた分だけかなり鮮明に。

「佑、最後になんて言ってた?」
「弥希と帰って来てから沢山話すんだってそう言ってた。」
そしてそのまま会わずに行った事も帰れなかった事も聞いた。
嗚呼…だからもう一回だけでも会いたかったんだね…佑。

それじゃ、会いに行こうか。
私が会わせてあげるよ佑。
―――行こうね?


「そっちに、私も学園に行くから宜しくね、遥。」
「ああ。了解。」
返答はやっぱり短かった。

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彩も此方のブログに入れる上で今まで非公開にしていた記事です。

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