◆ １８日までの出来事。

遥斗　佑貴


◆バレンタイン

「………。」
「なんだいなんだい、何を悩んでるんだい少年？」
「その反応しにくいテンションやめてくれ(真顔」
「むー、つれないなぁ。」
「俺今ちょっと必死なんだから水差さないでくれ(苦笑」
「どーせ夜那ちゃんにバレンタインに貰ったものを如何残そうか悩んでるんでしょ？」

「……うっ…」

「何でわかるんだ、って顔しないのー。それバレンタインから『声に出して』悩んでたじゃん」

「………orz」

「まー、とりあえずバレンタイン幸せだったんだねー。２年連続(笑」
「そっちだって二人でチョコ食いまくってたんだろ？」
「だってそういう日だもんー♪」
「いや、そうなんだけど…さ」
「あっ心配しなくてもちゃんとプレゼントはあげたよー♪」
「いつにも増して嬉しそうという事は弥希の反応は良かったと」
「(*ﾉﾉ)」
「……何か姉貴が俺にいつもムカつくって言う理由が少しだけ分かった気がする(…」

―結局、姉も弟も似た者同士。

 

◆依頼

「お互い無事に帰ってこれて何よりだな」
「結果は違ったけどねー。けどこっちも収穫あったし満足かな」
「あの鬼面だろ？口ぶりからすると使役ゴーストっぽいし飼い主付って事か。」
「まぁ、収穫があっただけいいよねー。そっちは女の嫉妬？(違」

「……片方がな。かなり、ひん曲がってた訳だが… (苦笑」
「けど思い通りにならないからって殺そうって言うのが今の時代の悲しさなのかなぁ。」
「人の命の重さが軽く見られてるって言うかすげー微妙だったかな、正直。」
「改善されてくれるといいけどねー」
「本当だな。んでこれ以上そういう奴は増えて欲しくないかね」
「まー、それを利用しようとする地縛霊も増えちゃうし厄介だよねー。」
「知恵つけてきてるのかねぇ。リリスとも協力があったりもするしさ」
「あんまいい方向では無いよねー。まぁ、考えても解決しないけど」
「とりあえずはやれる事をやる、だな」
「だねー、それじゃ早速ＧＴ行こー！」

―励む日々。